トピックス
以前にも書かせていただきましたが金属アレルギーについて書かせていただきます
ネックレスや指輪やピアスなどを付けると、肌が負けてしまって荒れる方がいますよね?これが代表的な金属アレルギー(接触性金属アレルギー)です。
金属アレルギーは目に見えない形で、いつのまにか全身に影響を及ぼして いることがあるのです。人体のメカニズムを狂わせることから、肥満、糖尿病、自閉症、発癌、老化などとも無縁ではないという研究結果も出されています。
具体的な病名としては、掌蹠膿疱症、扁平苔癬、皮膚炎などの歯科金属疹(遅発性金属アレルギー疾患)が挙げられます。口の中の金属、つまり歯科用金属は、大変過酷な環境のためイオン化して溶け出しやすく、唾液、口腔細菌、血液などのタンパクと結合して抗原性(アレルギー性)を持つようになります。以下は金属アレルギーを起こしやすい金属のパッチテストをした結果です。
1位:水銀 2位:ニッケル、コバルト 3位:スズ 4位:バラジウム 5位:クロム 実は現在も歯科治療で保険適応になっている金属です。
当クリニックでは患者様と御相談させていただき金属から非金属(レジン、ハイブリッド、セラミック等)に替える事を推奨させていただいております。保険適応のものと自由診療のものもありますのでご気軽に御相談ください。